アメリカで低収入でもちょっぴり豊かに暮らす!私が実践するリアル節約術3選
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収入が少なくても「暮らしていける」って本当?
アメリカでの生活費は年々上がり続けており、「低収入で本当に暮らせるの?」と不安に思っている人は多いはず。
でも実は、知恵と工夫次第で何とかやっていけるんです。今回は、低収入でもアメリカで豊かに生きるためのヒントを、実用的かつ現実的にご紹介します。
1. 固定費を抑える:まず家賃・光熱費から
生活費の中で最も大きな割合を占めるのが、家賃と光熱費。この2つを見直すだけで、月々の支出にかなり余裕が出てきます。
まず見直したいのが住居のコスト。現在の家賃が収入に対して重すぎると感じているなら、以下のような方法があります。
- ルームシェア(シェアハウス):キッチンやバスルームは共有になりますが、家賃は半額以下になることも。
- 安いエリアへ引っ越す:都市部から少し離れた地域に住むことで、家賃が一気に下がるケースも。通勤がない・少ない人には特におすすめ。
- 賃貸補助制度(セクション8など)の利用:申請には条件がありますが、低収入世帯向けのサポート制度を活用するのもひとつの手。→セクション8実際行った時の記事はこちらをクリック‼︎
Facebook Marketplace(FB内でモノや不動産、車などを個人間売買できるオンライン市場)でroom share for rentで検索すると、近くの物件が出てきます。
知り合いにちょっと変わった同居スタイルを送る女性がいます。彼女は、なんと元彼と犬1匹と一緒に一軒家で暮らしているのです。
家は広々とした2ベッドルーム・2バスルームに、大きなガレージまで付いています。
アメリカの住宅は、日本のように「3LDK」という表記はなく、ベッドルームの数で広さを表すのが一般的です。
家計の分担方法もユニークです。住宅ローン(月々約1100ドル)は元彼が支払い、彼女は家賃を払わない代わりに2人分の食費を担当しています。
ーちょっと不思議だけれど、お互いにとっては意外とバランスの取れた暮らし方なのかもしれません。
家賃に次いで家計を圧迫するのが光熱費(電気・ガス・水道代)。こちらも、ちょっとした工夫で大きな差が出ます。
- LED電球に切り替える(消費電力が大幅に少なく、長寿命)
- 省エネ家電に切り替える
- エアコンやヒーターは必要な時間だけ使う。タイマー機能を活用
- 断熱カーテン・ドアストッパー・窓の隙間テープなどで、外気の出入りをブロック
- シャワーの時間を短くしたり、節水シャワーヘッドを取り入れる
- 洗濯は週に1〜2回にまとめ、コールドウォッシュ(冷水洗い)を使う→【電気代の節約方法‼︎】たった2つの方法で約3分の1にした件の記事はこちらをクリック。
また、州や電力会社によっては、低所得者向けの光熱費割引プログラムLIHEAP(Low-Income Home Energy Assistance)
ただ知り合いの女性は、なんと12年間もLIHEAPのウェイティングリストに載っているのに、いまだに順番が回ってこないそうです。
ちなみに、サウスカロライナ州の主要な電力会社は「Duke Energy(デューク・エナジー)」。
しかし、私たちが暮らしている地域では、残念ながら電力プランを選ぶことができません。
そこで洗濯機と乾燥機が壊れたのを機に省エネ家電に切り替えました。これは1年間の電気代のコストが13ドルだそう。
2. 食費を抑える方法
- 世帯収入や家族構成に応じて金額が変わる
- 多くの州ではオンライン申請可能(州のサイトで”SNAP”と検索)
- 一人暮らしや夫婦だけの世帯でも対象になる場合あり
所得条件を満たせば、毎月一定額がEBTカードにチャージされ、スーパーなどで使える仕組みです。
使用できるお店はWalmart、ALDI、Trader Joe’s、地元スーパーなどさまざま。食料品だけでなく、ファーマーズマーケット(農産物直売所)でも使える州もあります。
また、SNAPを利用する人はDouble Up Food Bucks(2倍支給制度)というプログラムに対応しているマーケットもあり、地元産の野菜や果物をお得に買えるチャンスもあります。
画像引用元:Double Up Food Bucks
地域によっては、フードパントリー(食料支援団体)が無料で食品を配布しています。
缶詰やパン、米、冷凍食品、野菜など内容はさまざま。週に一度や月に数回など、定期的に受け取れる支援として人気です。
私がボランティアとして関わっている場所でも、教会が運営するフードパントリー(食料配布所)の活動が行われています。
週に2回、大手スーパーマーケットから賞味期限が過ぎた食品が届き、それを仕分けして配布しています。
個人の方からの寄付もあり、缶詰や乾物、お菓子などが集まることもあります。
「Food Pantry+(住んでいる都市名)」で検索すると、近くの支援団体を見つけることができます。
- ストアブランド(自社製品)を選ぶ:Walmartの「Great Value」やALDIの「Simply Nature」など、品質は良く価格は安い。
- ウィークリーディールをチェック:アプリやチラシでセール情報を確認してから買い物へ。
- まとめ買いと冷凍保存:安いときに大量購入し、冷凍保存すれば無駄も減らせる。
- お肉より豆類を活用:豆類は安くて栄養価も高く、ベジタリアンメニューとしても◎。
袋入りラーメンは1袋たったの30セントと、今でもかなり安く買えます。12パック入りでも3ドル68セントほど。
ただ、夫の話では、12〜13年前はなんと12パックでたった1ドルだったとか…物価の上昇を実感します。
実際、以前ウォルマートで買ったときは2袋とも破れていました。購入前に袋の状態をしっかり確認してからカゴに入れるのがおすすめです。
実は私、タネをお金をかけずに手に入れてます。
住んでいる地域の図書館では、なんとタネを無料で配布してくれます。
さらに、メルカリのクレジットが貯まったときにも、タネをタダでゲット。ちょっと得した気分になります。
今の季節、庭ではトマト、きゅうり、ピーマン、豆、ラディッシュ、バジル、空芯菜などが元気に育っています。
以前は市販の肥料入りの土を使っていましたが、今では敷地内の木の下にある落ち葉や自家製コンポストを活用して、完全オーガニックで野菜づくりを楽しんでいます。
特にトマトは相性がいいのか、毎年ほとんど手をかけなくてもどっさり実をつけてくれます。
スーパーで買うと高い有機野菜を、自分の庭でほぼ無料で収穫できるなんて、ちょっとした贅沢だと思いませんか?
外食やテイクアウト、フードデリバリーは、便利だけどコストがかさみます。簡単な自炊レパートリーをいくつか持つだけで、月の食費は大きく下がります。
YouTubeやPinterestで「cheap easy meals」「budget cooking」などで検索すると、たくさんの節約レシピが見つかります。
節約レシピの動画は、実際に作らなくても見ているだけでけっこう楽しめます。
登場する食材は炭水化物や缶詰、加工肉が多めですが、アメリカ人のスパイスの使い方はとても参考になります。
冷蔵庫の残り物を使ったアレンジレシピも、フードロス削減や節約に効果的。leftover cookingで検索するといろいろ出てきます。
教会やNPO、地域イベントで、無料の食事提供や「コミュニティ・ディナー」を実施しているところもあります。
人との交流もでき、孤独の解消にもなるので一石二鳥。SNSで情報を探してみましょう。
3. 車を持たない生活をしてみる
アメリカでは「1人1台車を持つのが当たり前」というイメージを持つ方も多いと思います。
確かに車社会の地域も多く、実際に車を所有すると、ローン、ガソリン代、保険料、メンテナンス、登録費用…と年間で何千ドルもかかるのが現実です。
ですが、実は「車なし生活」も工夫次第で意外と成り立つのです。
私も最初は、田舎町で車がないと絶対に無理だと思い込んでいました。でも今では、車を持たずに暮らしている人を何人も知っています。
もちろん、経済的な理由で持てない人もいますが、それでも皆さん、さまざまな工夫で日々を乗り切っています。
では、徒歩圏にスーパーもバス停もない場所で、どうやって暮らしているのか? 私や周りの人たちのリアルな実例をご紹介します。
中古自転車で健康的&節約通勤
私自身も一度は自転車通勤を考えました。
「たまにだけ車が必要」という場合は、配車サービス(Uber/Lyft)やカーシェア(Zipcar/Turo)
プライベートUber(配車サービスのアプリを介さず人にお金を払って送ってもらう)を使うという手もあります。
- Uber/Lyftは事前見積もりで料金が明確なので、安心して使える
- Zipcarは1時間単位で借りられ、ガソリン・保険込みのプランあり
- Turoは個人間のレンタカーサービスで、普通のレンタカーよりも割安なことも
- プライベートUberは交渉次第で配車サービスよりも割安
たとえば「月に一度まとめ買いに行く」「通院で往復が必要」など、ピンポイントで車を使うだけなら所有するより安く済むことが多いです。
知り合いの女性はサブウェイで働いていますが、車は持っていません。
通勤はプライベートUberを利用し、片道10ドル、往復で15ドルほど払っているそうです。
アプリで頼む一般的なUberだと、片道15〜20ドル前後。
アメリカでは、会社が交通費を負担する文化があまりありませんが、毎日交通費を払っても、車の維持費と比べれば割安になることもあります。
ありがたいことに、地元の人たちも「困った時はいつでも言ってね」と声をかけてくれます。田舎町ならではの助け合いの温かさです。
我が家は車が1台だけ。私はボランティアが昼で終わるので、その後は主人が仕事で車を使う、という“時間差シェア”で保険代もガソリン代も折半しています。
また、お隣の兄弟は車を持たず、歩道のない車道をものともせずに歩いています。
こうして見てみると、サウスカロライナの田舎町でも「車なし生活」は意外と成り立つものです。
4. 最後に
もともと節約好きな私ですが、食費の高騰をきっかけに、本格的に家庭菜園も始めました。
節約レシピに自家栽培のオーガニック野菜を加えて、できるだけヘルシーで節約になる食生活を楽しんでいます。
アメリカでも、地域によっては車なし生活は難しい場合もあるでしょう。
まずは自分ができそうなことから少しずつ始めてみませんか? そして何より、節約は楽しんでやるのが一番です。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
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